生誕１００周年

何回か前に太宰治の本を読んでいると書きましたが、
どうやら今年は太宰たんの生誕１００周年らしいですね。
いくつかの作品が映画化されて、雑誌やテレビでも特集されているようです。
いやぁ・・・、全然知らなかった・・・！
私、めちゃめちゃブームに乗って読み漁ったみたい。（笑）


その太宰たんの特集で言っていたのですが、
「太宰ファンは自分だけが太宰の心理を理解できていると思う人が多いです」
とか何とか言っていました。
うんうん、そういう人っているんだよなぁ。。。
「太宰の心はおれのニヒルな気持ちをよく表しているよ」みたいな。
太宰とまでは行かなくても、私の友人でも
「おれは社会というものに嫌気がさしているのだ。はぁ・・・アンニュイだ」
みたいな奴がいるんですよ。
だったら、カルモチンを大量服用でもしてみろってんだぃ！ってのは冗談ですが、
そんなアンニュイな自分にラリっている（笑）人が
世の中には割といたりするものですよね。
大中高生でも、何だか「学校生活が暇だ」、「学校がつまらない」ということによって
現状に不満足な自分を演出している人。
暇だと発言している間は幸せで、
本当に暇な時は倦怠感が伴い、全く何もやる気にならないことがあります。
無の地獄みたいなものですね。
でも、それだって悪くないと思います。
イマイチ、「暇」というものの扱いが悪いようですが、
暇は文明が生んだ人間の特権だと思ってもっと誇ってもよいと思います。

「暇」の使用例

・その１
昨日何をしていたか尋ねられた時
「昨日、暇で暇で最高だったよ」

・その２
友だちから遊べるかメールで訊かれた時
「ごめん、今日は暇だから遊べないんだー」
・・・こりゃ、友だちも戸惑うわ。
ケンカ売ってるのか！？みたいな。


何か本題から逸れましたが、
アンニュイな自分を演出したいのならトコトン堕落してからにしてほしいです。