揺れ動く乙女心

私は決して読書家というわけではないのですが、最近、芥川と太宰をよく読みます。

大昔、父親が買った芥川龍之介の作品集と太宰治作品集が枕元にあって、
気分転換に読んでいます。
（こんな作家の本が枕元にあったら、自殺願望も生じそうだ/笑）
この前まで、頭を使いたくなくて、漫画を読んでばかりいたのですが、
大体、制覇してしまったので仕方なく路線変更。
芥川も太宰も短編ばっかりなので、読みやすいです。

どちらの作家も格別好きってわけでもないのですが、
どちらかといえば、太宰の言葉の方が分かりやすくていいかなぁ・・・。
特に自伝風の話がですね。
子どもの頃の話とか、思わずクスッ。
芥川はモノによっては、後ろの注釈をみないとさっぱり
何のことだかわからないこともあるので、
その面倒さにちょっと萎える時があります・・・。
でも、「羅生門」とか「杜子春」は、昔読んだよしみがありますから。
だけども、個人的には「河童」が良いとおもいました。

私の良いところは、小説の内容をほとんどすぐに忘れてしまうという
ところで、太宰の「斜陽」も「ヴィヨンの妻」も確かに読んだはずなのに
頭の中から内容が抜けていきます。
だから、読みながら、「そういえば、こんな展開だったっけ？」と
常に新鮮味があります。（笑）


最近では、ケータイで本が読めるそうなのですが、
一体どんな具合なんだろうか・・・？
結構読みにくいんじゃないなぁ・・・？
ＰＣの画面でも読みにくいと思うに。
でも、確かに、本は高くなっているからにして。
ケータイの本はお値段おいくらくらいなのかな？？